指揮者紹介

指揮者:川勝 和哉 (Wikipediaより引用)

石丸寛、守山俊吾、保科洋、高昌帥らの薫陶を受けて指揮法と作曲法を学んだ。1993年、保科洋の指導者講習会を修了、2000年には川本統脩から指揮法の指導を受けた。2004年9月からは、大阪音楽大学大学院にて高昌帥に師事し、作曲法を学んだ。また、独学でフルートを学んだ後、1994年、J.ゴールウエイ、1996年、P.マイゼンからフルート奏法の指導を受け、兵庫県(姫路市・三木市)、横浜市(みなとみらいホール)、東京都(新宿区・すみだトリフォニーホール・東京文化会館、サントリーホール)などの各地で演奏会を開催している。2018年にプロフェッショナルなオーケストラを指揮して大阪のザ・シンフォニーホールに指揮者デビューした。
1997年、関西吹奏楽連盟吹奏楽論文優秀賞、神戸音楽コンクール作品部門金賞、1998年、神戸音楽コンクール管楽器ソロ部門金賞(フルート)、2001年、神戸音楽コンクールアンサンブル部門金賞・兵庫県芸術文化協会賞(管楽五重奏)。その他、アルソ出版主催フルート編曲コンクールで3度(1997年、1999年、2001年)優秀賞を受賞した。
県立高校教諭として吹奏楽部や合唱部の指導をするかたわら、各地の吹奏楽団、オーケストラ、合唱団の指揮を務めたり、演奏活動や作編曲活動を行っている。また各地の音楽団体のトレーナーとしても精力的に活動している。これまでに、保科洋氏より「寂燈」(川勝管楽五重奏団のために)、高昌帥氏より「Humoresqueユーモレスク」(平成24年度JBA下谷奨励賞受賞作品)、「a Movement」(川勝管楽五重奏団のために)が献呈され初演を行った。
音楽(楽曲分析や演奏解釈)や生命倫理学に関する講演をおこなうなど幅広く活動している。楽曲分析と演奏解釈~現場で役立つ指導の実際~新版日本管打吹奏楽研究冊子シリーズ第1号(日本管打吹奏楽会)、
川勝和哉ファミリーウインドオーケストラ、女声合唱アンサンブル「百音(もね)」常任指揮者、川勝管楽五重奏団フルート奏者。日本管打吹奏楽学会、日本フルート協会会員。
一方、県立高校の理科教諭としての科学教育の実績により、2009年優秀部活動指導者表彰(兵庫県教育長より)、2011年度と2014年度の2度にわたって野依科学奨励賞を受賞した。2012年度に日本物理学会より物理教育功労賞、2013年度には生徒が文部科学大臣賞を受賞し、自らも下村文部科学大臣(当時)より優秀教職員表彰を受けた。神奈川大学から授与された優秀指導者表彰は12年連続となる。2014年度第1回リバネス賞、2015年度第2回リバネス賞、2018年度第3回リバネス賞を受賞。2017年には、東京理科大学から長年のすぐれた研究指導に対して優秀指導者表彰(学校賞)を授与された。2018年度武田科学振興財団より研究賞を受賞。啓林館地学基礎、地学、理数探究基礎の教科書や問題集を執筆。また神戸新聞社の経済プラス(デジタル)にコラムを連載中。
地球惑星科学連合や日本地質学会等の専門学会で講演をおこなうほか、英語が堪能でInternational Mineralogical Association 1986(Stanford University)やAmerican Geophysical Union 2013(San Francisco)、14th Science Council of Asia International Conference 2014(Kualalumpur)など海外の学術学会や国際講演会の講演も多く、The 8th Conference on Science and Technology for Youthsでは表彰(2013年)を受けている。
「科学倫理と自然科学」(科学技術振興機構)、「高校生の課題研究の指導方針と指導方法」(リバネス)、「小学校の先生のためのおもしろ知識20」(中谷医工計測技術振興財団)、「小学校の先生のための あらためて考えてみるとそれ本当?」(中谷医工計測技術振興財団)、「小学校の先生のための 多忙な日々の中で子どもの理科離れを防ぐヒント」(東京海上日動教育振興基金)、「高等学校の探究活動における科学倫理教育」(東京海上日動教育振興基金)などのほか、生徒の個性を生かすオーケストラ流クラス経営(学事出版)、バイオエシックス(共著/川島書店)を出版。2016年7月15日に兵庫県高砂市に産する竜山石の粉末を用いた調湿性の極めて高い室内壁塗装剤の開発で特許を取得している(塗り壁材組成物:特許番号5966193号)
日本地質学会、日本地球惑星科学連合(JpGU)、米国地球惑星科学連合(AGU)会員、日本地質学会地学オリンピック支援委員。西脇経緯度地球科学館運営委員会委員。2011年島根大学学長特任講師を歴任する。理学修士、生命倫理学研究者。