※曲の詳しい説明は、会場で配布されるプログラムも合わせてご覧ください。 管理人の個人的な印象も含まれており、総意と異なる部分もあると思われますが、裏話程度に留めておいておければ幸いです
第1部 「アルルの女」第1組曲・第2組曲 G.ビゼー/鈴木英史
ビゼーのアルルの女、といえば音楽の時間に学校で習った人も多いのではないでしょうか? 覚えていない・習っていない方でも、この曲で繰り返される勇壮な主題と第2組曲の可憐なメヌエットの旋律は、CMなどでもよく使用されており、一度は耳にしたことがあるかと思います。 ビゼーといえば、オペラ「カルメン」も有名ですね。
ストーリーはというと、婚約者のいる男がアルルの女(魔性の女?)に心惹かれてしまってマリッジブルー…え?男のほうが!?というお話です(ハイパー要約)。
本団では、フランス音楽はあまりやってこなかったように思います。管理人も練習序盤ではうちのバンドのカラーとは違うかも…?とちょっともぞもぞしましたが、練習を重ねるうちに洗練された音楽の素晴らしさを体感しています。いい意味で抑制されているというか、内に秘められている上品さがただよいつつ、秘められたものが溢れ出るようなところもある、そんな雰囲気でしょうか。
指揮者は練習の中でしきりに「処女性」「青臭さ」といった、ある種の純粋さの表現を目指しているように感じています。 まだまだそういった若さにあふれる年頃の団員もそうでない団員(あまり深く追及はしない)もいますが、渾然一体となって演奏したいと思います。おなじみの方には、いつもの我々とはちょっと違った色の演奏になるかもしれません。演奏会の幕開けを彩る美しい曲をどうぞお楽しみいただければと思います。
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